チャイコフスキー交響曲第4番

かっこいい。これは、ものすごくかっこいい。
チャイコフスキーなんて、くるみ割り人形しか知らなかったので、その曲調には、最初は馴染めなかった。
冒頭のファンファーレのあと、ちょっと予想外の動きを見せるメロディラインにけつまずくような感じで聴いていたのだけど、慣れてくると異様に盛り上がってくる。
そして第4楽章。
フィナーレの終盤なんて、クラシックコンサートでそんなことが許されるなら、立ち上がって腕を振り上げて足を踏みならすかも知れない。
いやたぶん、率先してはやらないけど。その前にクラシックのコンサートとか、そもそもコンサートとか、まるっきり行かないけど。




遠い呼び声の彼方へ!

遠い呼び声の彼方へ!

シャルル・デュトワ指揮

NHK交響楽団

聴いたのは、松浦晋也氏のブログで紹介されていたシャルル・デュトワ指揮、NHK交響楽団演奏の一件。ええつまりあれですよ。TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の『射手座の日』に使用された曲なんですよ。
一緒に収録されている、武満徹の『遠い呼び声の彼方へ!』『弦楽のためのレクイエム』はライナーノートには「妖艶」とか、そのようなことが書いてあった。なるほど妖艶かと思ったが、えー、ちょっと、好みではない。
テンポがよくて元気がよくて大音響で盛り上がる、まあそういうのが私は好きなので。わかりやすいのである。


プレイヤーが、えーっと、iTunes
昨日、自分の据え置きオーディオがひどい音であることを確認してしまってから、PCで再生してみようと思い立った。
CDドライブはヤマハのちょっと良いドライブ、オーディオプロセッサはONKYO WAVIO SE-U55GXスピーカはBOSE MediaMate IIに、ヘッドホンがER-4S(結構お買い物記録つけてるな)。各々を見てみると、スピーカーまでセットで総額8万円のホームシアターより、良いものかも知れない。
スピーカーとヘッドホンが両方が入っているのはどういうことか。オーケストラといえば、それなりの音量で聴きたいので、MediaMate IIにER-4Sを繋いで聴いた。だからMediaMate IIは、今回アンプとしてしか働いていない。
で、残念なことにというか幸いなことにというか、やはり据え置きオーディオより音がよかった。
おかげで、存分にチャイコフスキー4番を楽しめたのだが。


物欲リストに、「それなりに良いアンプ」が追加されてしまって、困っている。
せめてAVアンプぐらいには留めておきたい。