Nexus 6P購入のこと

よい買い物したふたつ目の、Nexus 6Pの良かった点。


まずは、とにかく最新のAndroidが使えるという点。
Now on Tapだって使えますよ。あんまり使わないけど。
キャリアとかメーカーの都合で、なかなかアップデートがないとか、ない、はず。


それから指紋認証
指紋認証センサに触れるだけで画面ロックが解除されるのは、思いのほか快適。端末を探って電源ボタンを見つける→押す→画面を見る→画面に指先をあてる→パスコードなりパターンなり入力する→画面ロック解除という手順だったのが、最初の「端末を探って電源ボタンを見つけた」時点で画面ロックが解除される。すごい楽。認証も一瞬。
指紋をベタベタとくっつけてるスマホ指紋認証とか、セキュリティとしてはそう強固ではないのだけど、カジュアルにのぞき見とか避ける分には十分。


速い。
最新端末でフラッグシップなんだから、そりゃ速いんですけど、まあ速い。GPSを使った陣取りゲームでいろいろと密集しているところで、いろいろな操作をたてつづけにやっていても、さくさく動く。
CPUは、茶ぁ沸かせるくらい熱くなると評判だったXperia Z4と同じSnapdragon 810だけど、特に熱くはならない。


メーカーやキャリアの、余分なカスタマイズがされていない。
メーカーのカスタマイズは、それをもって端末を選ぶこともあるので、一概に悪いともいえないのだけど、キャリアのカスタマイズは、もうその回線につなぐのに必要な最低限だけにしてもらえないものかしら。アンインストールも無効化もできないし。
必要もないのに裏でバッテリー食って、しかもMVNOにつなぐとGPSの測位が遅くなったりする。
⇒『IIJmio meeting 5 MVNOとGPSについて
⇒『「MVNOだとGPSがうまく使えない」噂は本当か?の解説も|モバイルビジネス通信
実際、docomo版のXperia Z1をIIJmioで使ったら、GPSの測位が遅くなって、GPS Status & ToolboxでA-GPSをダウンロードしてもあんまり改善されなかった。

Nexus 6Pに変えてから、GPSは、そりゃビルの谷間でうろうろしたりはするけど、まあ普通になった。


タッチパネルの反応がいい。
というか、多分これ普通なんだけど、前使ってたXperia Z1がちょっとひどかったので。Xperia Z1は、一度バッテリーがへたって交換したのだけど、交換後の個体が負荷が高くなるとてきめんにタッチパネルが誤動作するのだった。そんで、メーカーはありがちにも異常はないと言うのだった。
Nexus 6Pに変えてから、一筆書きを複数個連続してやるミニゲームの成功率と速度が上がった。というのは、前の端末では正しくパネルが反応しているか確認しながらなぞっていたのが、その確認が不要になって、さらさらっとできるようになったから。で、その感触から、バッテリー問題で交換する前の個体のXperia Z1も、タッチパネルの性能はそう良くなかったんだな、と判る。ぐぐってみたら、あの機種のタッチパネル問題は結構出てきたので、そういうモデルだったみたい。


バッテリーが持つ。
そもそも容量が3450mAhで、でかい。さらに、Androd 6.0はDozeモードという、端末が長時間使われていないと判断されると、バッテリーの利用を抑える機能がある。Battery Mixのグラフを見ても、ぜんぜん減ってない時間帯がある。

でも、念のため、1日2回は充電してる。念のためというのは、でかい地震で長時間停電したこともあったので。


USB Type-Cは表裏がなくて、急速充電がほんとうに早い。
micro Bは50%を超える確率で表裏を間違うというけど、これはあながち冗談でもなく、実際は正しいのに「表裏間違えたかな」と思って裏返すことが相当ある。
もう、これからどんどんUSB Type-Cになっていってほしい。問題は、現在過渡期なので、ケーブルが高いというのと、過渡期特有のType-CとAをつなぐケーブルとか、そういうそのうち要らなくなるものが必要になること。これは最低限必要な分だけ持つことにしたい。micro Bのケーブルは余るくらい持っているので、「最低限必要な分だけ」とか、若干不安だけど、実際はそんなに要らないのだろうと思いたい。


質感がいい。
アルマイトのボディは、予想以上に質感がいい。持っててうれしい感じ。


画面を斜めから見ても、発色が変化しない。
いわゆる有機ELで、液晶と違って色を発する部品そのものが光っているので、斜めから見ても色が変わらない。
液晶って、構造上、程度の差はあれど、見る方向によっては色が変わる。今は改善されているのかもしれないけど、Xperia Z1のトリルミナスディスプレイという液晶画面は、ちょっと斜めにするとすぐ白っぽく見えてっけっこういただけなかった。


カメラが、けっこうさくっと綺麗な写真が撮れる。
カメラはXperia Z1より弱いかなーと予想してたんだけど、いやフルオートで結構いい感じに撮れますよ。おどろいた。レーザーオートフォーカスついてるし。
しかも、マニュアルフォーカスが使える。プリインストールのGoogleカメラでは使えないけど、Camera FV-5でマニュアルフォーカスが使えるので気づいた。Xperia Z1ではCamera FV-5でもマニュアルフォーカス使えないので、端末側の対応が必要みたい。


標準のキーボードアプリがGoogle日本語入力
Androidでは、もうずっとGoogle日本語入力を使っていて、端末をセットアップしてネットに繋がったら最初にダウンロードするんだけど、そのセットアップのところでは端末標準のキーボードを使わなければならない。ここでGoogle日本語入力が使えたのが、地味に便利だった。


不満といえば、でかいことと、ストラップホールがないことくらい。
前使ってたXperia Z1がでかかったので、今度は片手て操作できるやつと思ってたのに、条件絞っていったら更にでかいこれになってしまった。端っこが薄いので、そんなに大きい感じはしない、のだけど、久しぶりにXperia Z1持ってみたら、「なんか小さい」と思ってしまった。
そんで、でかいと落としやすいので、指をかけるストラップを付けたいわけですよ。でも、ストラップホールは無い。仕方ないので、Pluggy Lockというのを使っている。イヤホン端子に挿して中で突っ張って固定してストラップホールを作っちゃうやつ。イヤホンはBlutoothで使っているので、端子が塞がっても特に問題なし。アフィリエイト貼っておきますが、公式サイトから買った方が安いです。ただ、発送元はイタリアみたいで、届くのが遅い。とてもイタリアらしい。


Pluggy Lock


あと、それでも落としたときのために、衝撃吸収シートも貼った。

衝撃吸収保護フィルム Google Nexus 6P


硬度9のガラスパネルとかあるけど、衝撃がそのまま画面に伝わるので、画面割れ防止にはならないと思う。
金槌でスマホの画面をガンガン殴る動画が印象的なライノシールドが良かったのだけど、Nexus 6P購入時点では対応モデルがなかった。その後、プレオーダーが始まったみたいだけど、これ日本に送ってくれるのかしら。

金槌でスマホの画面をガンガン殴る動画