月の撮り方
基本、優先順位の高いところがら、順番に合わせていく。
できるだけでかく撮りたいので、最大望遠にするのが前提。
シャッター速度を合わせる
ぶれてはなんにもならないので、まずシャッター速度を合わせる。
35mmフィルム換算のレンズ焦点距離の逆数が、ぶれないで済むもっとも遅いシャッター速度とされる。35mm換算で焦点距離300mmならば、シャッター速度は1/300秒。最近は手ブレ補正などがあるので、もうちょっと遅くできるかもしれないが、そのへんが目安。
私が使ったレンズは、18mm-200mのズーム。最大望遠の200mmを、いま使ってるα350のAPS-Cサイズで35mm換算すると、1.5倍で300mm。シャッター速度は1/320秒になる。
絞りを合わせる
とりあえずISO100にしておいて、絞りを合わせる。ISO100にするのは、できるだけ画質をよくしたいから。ISO感度がもっと小さい設定があれば、それに合わせる。
絞り値を変えながら月を撮影し、ちょうどいい明るさになるように調整する。
前述のレンズは最大望遠でF6.3なので、開放側から合わせていった方が早い。ていうか、開放にするしかないんだけど。
ホワイトバランスを調整する
いま使ってるのがSony α350で、前使ってたのがKONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL。たぶんα系の色作りだと思うのだけど、月を撮るとちょっと赤くなる。
「屋外」とか「電球」とかの設定だと、程度がよくわからんので、色温度を調整する。αなら、4500Kくらいがいいと思う。
これで、最初に上げた写真みたいなのが撮れる。フォトライフに何枚か上げてあるうちの一枚で、トリミング済み。
トリミングしていない、原寸の写真はFlickrに上げてある。