ONKYO TX-SA705購入のこと



TX-SA705

ONKYO TX-SA705

先週購入したONKYOのTX-SA705が届いた。

本来、音を聴いて選ぶべきだろうけど、要求仕様を満たして予算に見合うのは、これとPioneerのVSA-AX1AHくらいだった。

要求仕様は、Dolby TrueHDとdts-HDがデコードできること。HDMI 1.3a対応のこと。THX Select2認証取得のこと。THX認証取得の条件を満たそうと思うと、スピーカからきちんと揃えないといけないのだけど、まあいい音の目安ぐらいにはなるかと思って。

モニターがPioneer PDP-5010HDなので、アンプもPioneerで揃えればHDMIコントロールが使えていいかと思ったのだけど、リモコンがあまりにダサくて二の足を踏む。これは家電のデザインだ。家電のリモコンには日本語が書いてある。家電のデザインがなされたリモコンを持つアンプは、いかほどのものだろう。

そんなわけで、TX-SA705に決定。こっちの方が安いしね。


サラウンドのセットアップは、付属のマイクを使って自動的にできる。こんなの、もうマニュアルでやりたくない。

もともと使っていたのは、SonyのDAV-S800という5.1chのサラウンドシステムだが、これがマニュアルセットアップだった。大変なのだこれが。どうにもうまくいかなくて、前方中央から斜め前に音が移動するときなど、おかしな感じになっていた。

TX-SA705でもマニュアル調整はできるが、必要を感じない。前方で横に移動する音もなめらかに繋がるし、真横からも音が聞こえる。真横にスピーカは無いのに。でも後方の横移動はいまいち。サラウンドバックスピーカもあるといいかも。


音は、いい。

私がなにか買い換えるなら、普通はグレードアップなので、よくなるに決まってる気はする。

やわらかい感じで、でも細やかな音が聞き取れるような。

やっぱりDAV-S800の音は硬かったのだなと思う。ボリュームのわりに耳をつくような感じがした。そのくせ聞き取りづらかった。


不便に思ったのは、HDMI入力の音声を聴く場合、出力側のHDMI映像機器で映像が映るようにしておかなければならないこと。

例えば、HDMIで繋いだPLAYSTATION 3SACDを再生しているとき、HDMIで繋いだPDP-5010HDを映しておかなければならない。

なんたる無駄。意味不明な仕組み。


リモコンは、普通の赤外線リモコンなのだけど、発信部が横側にも回り込んでいて、真横に向けてても結構使える。

PS3はプレイヤーとしての位置づけが大きかったので、別売りの純正リモコンを使っている。これはBluetoothという無線なので、PS3に向ける必要がない。

使ってみて予想外だったが、リモコンを本体に向ける必要がないというのは、かなり使い勝手がいい。


しかし、サブウーハが無いと低音が物足りないな。

スピーカはDAV-S800のものを使い回そうと思っていた。一度に全部更新するのも、なかなかの出費だし。

そしたら、TX-SA705では、パワーアンプ付きのウーハが要るのだそうな。持っていたのは、スピーカケーブルを繋ぐだけの、アンプの無いウーハ。



SL-D500

ONKYO SL-D500

あー、もしかしてAVアンプに繋ぐウーハは、普通はパワーアンプ付きが要求されるのか。と思って、急遽電器屋に見に行ったら、そういうウーハが当たり前に売ってる。

いろいろ店員に話を聞いて、ONKYO SL-D500を購入。来週の土曜に届く予定。またかよ。