iTunes Music Store for Japan

先日サービスが開始された、iTunes Music Store for Japan (iTMS-J) には、坂本龍一作品が無かった。
まあ、品揃えは、今後改善されるに違いない。
今のところ参加していないレコード会社も、サービス開始から4日間で100万曲売り上げる販路を無視することはできないだろう。


多少高いのも、その利便性を考えれば、まあいいか。
自宅で曲が買えるし、DRMも緩やか。CDよりは制限があるが、許容範囲。


ただ、CDより確実に音が悪いので、入手しづらい訳でもない限り買わないかな。
iTMS-Jのみでのご提供」なんていう楽曲をリリースするミュージシャンの気が知れない。
楽家のやることか。CCCDでは、音質が問題になったというのに。


試聴して、CD買うとかレンタルするとか、そんな使い方になるかと。
30秒とはいえ、自宅でゆっくり試聴できる分、レンタルよりも購入に傾きやすいだろう。
店頭試聴はやっぱり落ち着かない。


ITmedia ライフスタイル:オンキヨー、24bit/96kHzの高音質音楽配信を開始
スラッシュドット ジャパン | オンキョーがCD以上の高品質で音楽配信に参入


オンキヨーのe-onkyo music storeは、WMA 9 Pro Lossless (24bit/96kHz)と、WMA 9 Lossless (16bit/44.1kHz)なので、少し期待。
しかし、今のところ、メジャーなのはglobeだけ。
FairPlay並に緩やかなDRM、今後期待されるiTMS-J並の品揃えなら、問題ないのだけど。
無劣化の音楽配信となると、また度し難い方面から抵抗があるのだろうな。


買い物するつもりがないとはいえ、iTMS-Jの、日本音楽界──「業界」でなく──への貢献は計り知れない、とは感じている。
今後ますますの発展を、期待する次第。
Apple Losslessで配信してくれれば、期待するだけじゃなくて、お客にもなるのだけど。