レーザーマウス MX-1000

LogicoolMX-1000(asin:B00061OJCS)を購入。これは、従来のLEDを使った光学式と違って、レーザーを使う。パッケージには「光学式の20倍以上のトラッキングパワー」なんて書いてある。レーザーも光学モノではないかと思うのだが、違うというのなら違うことにしておこう。とりあえず、このテキストの主題には関係ない。


さて、「表面の特徴に対する感度が(トラッキングパワー)が光学式の20倍以上」というのが、このレーザーマウスの売りである。つまり、従来光学式マウスが使いにくかった面でも、使えるということらしい。レビューならITMediaにもあって、使ってみると、まあその通りなのだが、気になっていた点がひとつ。
私は、数々の光学マウスをことごとく撃退してきたマウスパッドを持っている。映画『マトリックス』のドロッピングコードを表現したもので、傾けるとコードが流れる(絵が変わる)一件である。素材自体はありふれたものだが、マウスパッドに使われることはまずないだろう。映画館で見つけて、喜んで買ってきて、いざ使ってみるとマウスカーソルがまともに動かない。説明書を見ると、「光学マウスは使えないことがあります」なんてことが書いてある。言われてみれば、こんな変な反射をする表面では、使えないのも無理もない。「使えないことが」どころではなく、まず使えない。
とにかく、ウチにはボール式のマウスがないので、長らくお蔵入りしていたのだ。それを取り出して使ってみると、……使えるじゃないか。レーザーマウス素晴らしい。
よい買い物をした。


関係ないが、Logicoolは、米国ではLogitechである。日本にはロジテック(Logitec)という会社があるので、Logicoolになっているのだろう。パッケージなどには「Logicool」と書いてあるのだが、なにせ肝心のマウスに「Logitech」と書いてある。Logicoolの商品について、ロジテックに問い合わせがあったことも少なくないだろう。
そのロジテックは、先日エレコムに買収されることが発表された。とはいえ、ロジテックブランドは存続するらしい。だから、LogicoolLogicoolのままである。
私も日本人なので、ロジテックには米Logitechを凌駕するような製品を作って業績を上げてほしいと思ったものだが、そうはならなかった。もういまさら紛らわしいだけなので、ロジテックブランドはさっさとなくしてしまった方がいいと思うのだが。