『大神』




大神 PlayStation 2 the Best


大神
PlayStation 2 the Best

『大神』というゲーム。これはおもしろかった。泣ける。
ボス戦の二戦目といえば、普通はしんどいものだけど、「絶対勝てる!」って自信満々ですげーはりきって闘ってしまった。や、難易度的には大したことないんで、問題なく勝てるとは思っていたけども。

元ネタメモ

大神にまつわる神話など、多少調べてみたので、忘れても大丈夫なようにメモを。実際、一回調べたのに忘れてしまって、ああもったいない。
ネットを探せばいろいろ出てくるのだけどね。


伊弉諾尊(イザナギノミコト): 伊弉冉尊(イザナミノミコト)の兄であり夫。古事記では伊邪那岐命日本書紀では伊弉諾神と表記される。八岐大蛇とは関係ない。
伊弉冉尊(イザナミノミコト): 伊弉諾尊の妹であり妻。こちらも八岐大蛇とは関係ない。
神産みの神話、国産みの神話: 伊弉諾尊伊弉冉尊が日本国土を構成する子たちを作る神話。木花開耶姫(コノハナサクヤビメ)の父、大山津見神(オオヤマツミノカミ)もここで産まれる。伊弉冉尊は、火の神、加具土命(カグツチノミコト)を産んだことが元で、死んでしまう。怒った伊弉諾尊は、十握剣(トツカノツルギ)(柄が十ある剣)「天尾羽張(アメノオハバリ)で加具土命を殺す。
黄泉国の神話: 伊弉冉尊の死を悲しんだ伊弉諾尊は、黄泉へ伊弉冉尊に会いに行く。そこで伊弉諾尊は、腐乱した伊弉冉尊の死体を目にする。伊弉冉尊は、黄泉の食物を口にしてしまったため、生き返ることはできない。恐れた伊弉諾尊は、追いすがる伊弉冉尊から逃げ、現世へ通じる横泉比良坂(ヨモツヒラサカ)を駆け上がり、大岩で坂をふさぐ。以来、現世と冥界が隔てられることになった。
伊弉諾尊が、黄泉の国の穢れ払うために日向の国で禊ぎをしていると、様々な神が生まれ、最後に天照大神(アマテラスオオミカミ)と、月讀(月読)(ツクヨミ)と、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が生まれた。
天照大神(アマテラスオオミカミ): 性別ははっきりしない。最近は女神説が有力みたい。素戔嗚尊の姉。
素戔嗚尊(スサノオノミコト): 高天原で大暴れ。天の岩戸の件で追放され、出雲に降りてからは、一転いい人に。
天の岩戸神話: 素戔嗚尊が女官の寝所に皮を剥いだ馬を投げ込み、これに怒った天照大神が天の岩戸に隠れる。日蝕があったのではないかという説有り。
櫛名田比売(クシナダヒメ): 八岐大蛇の生け贄。素戔嗚尊の妻。
八岐大蛇(ヤマタノオロチ): 素戔嗚尊が櫛に変化し櫛名田比売の髪に潜み、酒で酔っぱらわせた八岐大蛇を、十握剣で切り刻む。その後、素戔嗚尊と櫛稲田姫は結婚。
大国主命(オオクニヌシノミコト): 素戔嗚尊の娘、須勢理毘売命(スセリビメノミコト)の婿。オオナムジという名だったが、素戔嗚尊から大国主命という名前を授かる。また、古事記では素戔嗚尊の6世の孫、日本書紀では素戔嗚尊の子とされる。
建御名方(タケミナカタ): 大国主命の息子。
御雷(タケミカズチ): 天孫族のひとり。
国譲り神話: 高天原から出雲に下ってきた天孫族に、大国主命が日本の王権を譲り渡した神話。天孫族の建御雷に、建御名方が挑んだが、両腕を握りつぶされて負ける。建御名方は諏訪の国まで逃げ、命乞いし、そこに鎮座する神になる。事ここに至って、大国主命は無抵抗で国を譲り渡す。
木花開耶姫(コノハナサクヤビメ): 古事記では木花之佐久夜毘売、日本書紀では木花開耶姫と表記される。伊弉諾尊の子の、大山津見神の娘。瓊瓊杵尊に見初められる。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト): 伊弉諾尊の子の、天照大神の孫。天孫降臨の人、じゃなくて神。高天原から高千穂に降臨した。古事記では天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(アメニギシクニニギシアマツヒコヒコホノニニギ)、日本書紀では天饒石国鐃石天津彦火瓊瓊杵尊などと表記される。
死の由来神話: 瓊瓊杵尊が、高千穂で木花開耶姫を見初め、妻になってくれるよう申し入れた。大山津見神は、姉の磐長姫(イワナガヒメ)とともに差し出したが、瓊瓊杵尊は醜い石長比売だけを帰してしまった。大山津見神はこれについて、「磐長姫を娶れば磐のように永い命が得られたものを、木花開耶姫だけを娶るなら、代々の天孫は木の花のように短い命を生きるだろう」とした。天孫の家系、つまり天皇が寿命を持つ根拠とされる神話。
因幡(イナバ)の白兎の神話: 隠岐島から本土に渡ってくるために、ワニ(鮫)を騙した白兎の神話。兎と数を比べようと、鮫にもちかけ、並んでもらった上を跳ねて本土に渡る。最後の一頭で、兎は得意になってネタばらしをしてしまい、鮫に皮を剥がれる。その白兎を助けたのは、オオナムジ。後の、大国主命



大神絵草子 絆 -大神設定画集-

天道太子一寸輯録
大神絵草子 絆
-大神設定画集-

天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ): 都牟刈太刀(ツムガリノタチ)ともいう。三種の神器のひとつ。熱田神宮の神体。素戔嗚尊が八岐大蛇を退治したとき、その尾から出てきた大刀。素戔嗚尊から天照大神に奉納され、天孫降臨の際に瓊瓊杵尊に授けられた。後に、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、東国征伐に出たときに使用。日本武尊は枯れ草の草原で、相模の国造(クニミヤツコ)に火攻めにされたとき、天叢雲剣で草を薙いで難を逃れた。以来、天叢雲剣は「草薙剣(クサナギノツルギ)」とも呼ばれるようになった。この三つの呼び名の同じ剣が、別々の剣として出てきて、それはないだろうと思っていたら、大神設定画集にちゃんと「同じ剣で、デザインも基本は同じにしてあります」と書いてあった。
七支刀(ナナツサヤノタチ/シチシトウ): 奈良県天理市の石上神社に、六叉の矛(ロクサノホコ)として伝えられる鉄剣。現在も実在していて、研究の対象となっている。その形からも実用的な武器ではなく、祭礼で用いられていたのではないかと考えられている。これを武器として使っている物語といえば、『大神』と『石神伝説』(とり・みき著)くらいしか知らない。そういえば、『風魔の小次郎』に登場した「雷光剣」も七支刀に似てたなあ。
八握剣(ヤツカノツルギ):十種神宝(トクサノカムダカラ/ジッシュシンポウ)のひとつ。


十種神宝(トクサノカムダカラ/ジッシュシンポウ): 物部氏の祖神である饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が伝えたとされる、十種の神宝。沖津鏡、辺津鏡、八握剣、生玉、死返玉、足玉、道返玉、蛇比礼(オロチノヒレ)、蜂比礼(ハチノヒレ)、品物之比礼(クサグサノモノノヒレ)。


八咫鏡(ヤタノカガミ):真経津鏡(マフツノカガミ)ともいう。三種の神器のひとつ。伊勢神宮の神体。天孫降臨の際、天照大神から瓊瓊杵尊に授けられた。
神獣鏡(シンジュウキョウ): 古鏡の銅鏡の区分のひとつ。神仙界の理想郷がデザインされた鏡。神と獣が主に彫られているものをこう呼ぶ。
沖津鏡(オキツカガミ): 十種神宝のひとつ。
辺津鏡(ヘツカガミ): 十種神宝のひとつ。


八坂瓊曲玉(ヤサカニノマガタマ):三種の神器のひとつ。御所に安置されているとされる。天孫降臨の際に瓊瓊杵尊に授けられた。
生玉(イクタマ): 十種神宝のひとつ。
足玉(タルタマ): 十種神宝のひとつ。
道返玉(チガエシノタマ): 十種神宝のひとつ。
死返玉(マカルガエシノタマ): 十種神宝のひとつ。


連想したことメモ


Devil May Cry PlayStation2 the Best

Devil May Cry
PlayStation2 the Best

元ネタかどうは知らないけど、連想したことなど。