『時をかける少女』(原田知世主演・大林宣彦監督・1983年公開)




時をかける少女

時をかける少女

アニメも観たし、原作も読んだし、せっかくなので、観てみた。
ゆうきまさみ氏とかとり・みき氏とか河森正治氏とか出渕裕氏とか米田裕氏とかを、原田知世氏に狂わせた、あの映画。


あ、これはおもしろい。伊達に名作とかいわれていない。DVD買おうかしらん。
ちょっといろいろと気恥ずかしい感じもあるけど。
で、観ていると、細田版で見られるシーンがいくつかある。
寝坊して、牛乳だけ一気飲みして出掛けるとか。ついてない日があったりとか。真琴が使ってる目覚まし時計がそっくりとか。
なんとなく、音楽も似てるところがあるような気がする。気のせいですか。オープニングの、あのピコピコとか。
おもしろいなあ。




時をかける少女 NOTEBOOK

時をかける少女

NOTEBOOK

時をかける少女 NOTEBOOK』によると、細田版は、もともとは原作をそのままに脚本が書かれたらしい。
それを全部書き直して、まったく新しい話になったとか。なお、原作の続編であって、大林版の続編ではない。
その上で、原作の構造がある程度再現されていて、大林版のシーンが採り入れられたりしている。
まあ別に、そんなこと知らなくてもいいんだけど、興味深いな、という話。