絶対にやらないこと

「朝起きてから吸い始めるのはどれだけ遅くてもいいが」なんてのは脆くも崩れ去り、朝に一本吸ってから出勤。手元にあるとダメだな。
一応、タバコは置いていったものの、会社で買って一本吸う。幸い、職場と喫煙所は離れている上、タバコを吸っていい時間は限られている。そんな遠い喫煙所に、決められたわずかな時間に行くのは、めんどくさい。煙たいし。自分はタバコを吸うくせに、人の煙は相変わらず嫌いなのだ。
会社で一本吸ってしまったのは、条件が揃ってしまったせい、と言うこともできる。でもそれは、非喫煙者のときから毎日揃っていた条件でもある。
で、帰ってからまた一本吸って、このエントリを書いている。
会社で買ったタバコは、会社に置いてきた。明日はライターを持っていくのだろう。
今のところ、吸いたいという気持ちは起こるものの、吸わないでイライラするということはない。だから、「めんどう」という理由で吸わないでいられる。
今後どうなるだろう。「どうなる」じゃなくて「どうする」であるべきだが。


タバコをやめた人は、タバコに厳しいことが多いらしい。私もそうだった。というか今もそう。以前の自分を見ているようで。「自分の面が曲がっているのに、鏡を責めてなんになる」といったところではあるのだけど。
ともあれ、4年半の嫌煙家生活で迷惑なタバコはよく分かったので、それだけは絶対にしないことにしている。

歩き煙草
タバコの煙は、無風状態で3メートル離れても臭う。歩いていれば、その3メートル×2=6メートル幅のタバコ臭い道ができる。少なくとも街中で、その範囲に他の人がいないことはありえない。なにより、裸の火を持ち歩くわけだから危険。その火を振り回して歩いている人もいる。
灰皿のないところでタバコを吸わない
「禁煙」と明示されていなければ、タバコを吸っていいという訳ではない。喫煙所でもない場所で、タバコの臭いをかぎたくはない。タバコの煙が快適な非喫煙者などいない。
食事をする場所でタバコを吸わない
タバコの臭いをかぎながら食事をするのは、非常に不快。灰皿が置いてあるからいいというものでもない。分煙されているなら別。あと、酒の席で吸うな、というのはさすがに酷かとは思う。ただ、喫煙者の我慢と違って、非喫煙者の我慢は健康上のリスクの上に成り立っている。
「吸っていいですか?」と訊かない
「吸っていいですか?」と訊かれて、「ダメです」と応える人はあまりいない。「ダメです」と応えられたら、きっとムッとするだろう。「せっかくマナーよく訊いてやったのに」とかいって。そんなのマナーではない。「これからタバコを吸いますよ」と宣言したにすぎない。逆恨みもいいところだが、結局カドが立ってしまうから「ダメです」と応える人は、あまりいない。だから、「吸っていいですか?」という質問は、自己満足にすぎない。