2004-09-19 タイトル変更2 今度こそ変更。 出典は、斎藤緑雨『半文銭』。 刀を鳥に加えて鳥の血に悲しめども、魚に加えて魚の血に悲しまず。 声ある者は幸福也、叫ぶ者は幸福也、泣得る者は幸福也、今の所謂詩人は幸福也『イノセンス』で草薙素子が言っていた台詞、「鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず。声あるものは幸い也」からの孫引き。 『半文銭』はおろか、斎藤緑雨の本は一冊も読んだことがない。『言葉言葉言葉』というサイトの斎藤緑雨のページである程度読めるのだが、古い文体なので読むのが大変。 本来は、詩の朗読への批判であるらしい。