SPAMの文法


まあ、文法というまでもなくメールのサブジェクトだけで、どう見てもSPAMです。本当にありがとうございました。(死語)
昔っから言われている、「サブジェクトは、用件を簡潔にまとめたものにすべし」が守られていない。逆に、守られていても簡単に判別できる。ついでに差出人に心当たりがなければ間違いないのだが、このへんの偽装はSPAMの定番なので、あんまりあてにならない。
GmailSPAMフィルタでさえ時にミスするものの、ほとんど自動的にフィルタリングされるし、削除も楽なものだ。一応、ごみ箱直行にはしていないが、リストをざっと見るだけで充分。中身を見ないので、phishingなど関係ない。(もっとも、本気のphishingはもっと凝っているはずなので、メールに記載されたURLは原則そのままでは開かない。心当たりがあれば、まず該当するサイトのトップページに自分で行って、同じドメインを見つけたら、ドメイン以下の文字列をコピペする)


今日、郵便受けに入っていた封筒を見て、SPAMの文法はリアルのチラシに端を発しているのかと、いまさら気がつく。
差出人のない封筒の表面には、こう書いてあった。


ご入居者各位
お住まいの皆様へお知らせです。
要確認願います。
「要確認願います」って意味分かんない、のはさておき。
小賢しいんである。
やってることはメールと同じだが、チラシは捨てるのが手間なので、大嫌い。いつも、投函した人に叩きつけてやりたいんである。


追記:
読み返してみて、いささか説明不足かと思ったので、ちょっと追記。
封筒には、上記転載の文言しか記載されていなかった。
従って、内容物も差出人も、まったく分からない。その上、いかにも確認の必要がありそうな文言が踊る。SPAMは、この様式を踏襲しているのだ。
ちなみに、内容物は、NTT東日本Bフレッツの勧誘チラシ。こういう小賢しいSPAMなんて寄こす業者のサービスなんて、絶対使うものかと思うのだけど、効果あるんだろうか。