『C++ Coding Standards』



Effective C++ 第3版

Effective C++ 第3版

C++言語を仕事にするなら、必ず読んでおくべきだけど、いやになるほど読んでない人も多い『Effective C++』の第3版邦訳が発売されているらしい。第2版なら持っているけど、5項目くらい追加されているとか。
ヨドバシカメラにあるかしらん、と思いつつ行ってみる。ポイントがけっこう貯まっているのだ。たいてい、ポイント還元率の高いものを現金で買って、低いものをポイントで買う。再販制度のせいで書籍のポイント還元率は激しく低いので、最適なんである。還元率が低いといえば、Apple製品も低いのだけど、あれはなんだろう。




C++ Coding Standards

C++ Coding Standards

五分五分で無いな、と思ったが、やはり無かった。
かわりに、『C++ Coding Standards』を見つける。そういえば読んでないので、購入。
目次を見たところでは、『Effective C++』とかぶってるところも多い。タイトルからすると書かれた目的は違うのだが、習得するべき基本は、近いところにあるのだろう。ただ、『Effective C++』が純粋なC++を扱っているのに対し、いくつか実装寄りの項目がある。



Modern C++ Design

Modern C++ Design

『Effective C++』第2版が50項目なのに対して、『C++ Coding Standards』は101項目ある。なのに、『C++ Coding Standards』の方が薄いのは、それだけ解説が手取り足取りでないのだろう。なにしろ、著者にはAndrei Alexandrescu氏がいる。氏の書いた『Modern C++ Design』も持っているが、一見さんお断り的にムツカシーのだ。