愛・地球博の二つのハイビジョン
愛・地球博ではSonyとNHKが、各々ハイビジョンのシアターを展示していた。
いずれも、非常に美しい映像という触れ込みだが、両方観ることができたので比較してみる。
コンテンツの印象
Sonyのレーザー ドリームシアター @ グローバル・ハウス: ブルーホール
コンテンツが始まってから少しして、非常にディティールの細かい高精細な映像に切り替わる。ここで、本当に息を呑んだ。驚くほど美しい。
さすがにTV番組『世界遺産』を作っているだけのことはある。テクノロジーとしての美しさだけではなく、テクニックを用いて、そのテクノロジーを最大限に生かした映像を観ることができる。
NHKのスーパーハイビジョン @ グローバル・ハウス: オレンジホール
ハイビジョンの4倍以上の解像度であるが、その技術を生かした映像は観られなかった。つまり美しさが分からない。コンテンツも見栄えがしない。
もっとも、万博開催期間後半では、コンテンツが変わるらしいので、こちらは見物かもしれない。というか、観てみたい。
入館する前に、待っている姿を撮られて、コンテンツの最初に映写される。開催期間後半もやるらしい。サービスのつもりで、撮ってやってるという感覚だろうが、あれは勘弁してほしい。カメラ向けられて、喜んで手を振る人ばかりではないのだ。TV局はそういうところが分かってない。