グルジア関連メモ
ハイクに書いたんだけど、あとから探しにくいかなと思ったので、こちらにコピペ。
あー、ようやく読めた。英語苦手。
Georgia, NATO and Mr. Medvedev - New York Times(2008/05/06)
Aggression in Georgia - washingtonpost.com(2008/04/22)
こういう経緯であってますか?
まず、グルジアとウクライナが、NATOへの加盟を希望している。
ロシアとしては、西側の勢力が大きくなるのは好ましくないので、これに反対している。
それを受けたフランスとドイツが加盟の延期を求めて、見送り。
12月に改めて検討することになった。
そんな折、グルジアの一地方アブハズ自治共和国で、ロシアのミグ29戦闘機がグルジアの無人偵察機を撃墜した。
ロシア次期(記事執筆当時)大統領のディミトリ・メドヴェージェフは、早急な事態の沈静化を必要とした。
メドヴェージェフは、彼自身の考えで自由に動けるのか、プーチンのためのクリーチャーであるのか、疑問がある。
ブッシュ政権は、グルジアのNATO加盟を強く要求している。
グルジアが不穏となれば、NATOも加盟にいい顔しないので、ロシアはちょいと紛争起こしてみた。
オセチアの独立を支援するというポーズだが、ダシにされているだけ。
New York Timesの結語はこんな感じ。
加盟延期を求めたフランスとドイツには、特別な責任がある。
まずはメドヴェージェフに特使を派遣して真意をただすこと、グルジアの安全と独立を確約させること、最初の危機を彼がどう扱うかよく監視すること、ができるはずだ。
5月の記事なので、ろくにやらなかったってことでしょうか。
常任理事国が紛争や虐殺に関わっていると、国連はろくに機能しないので、別の手段が必要ですね。
今回の場合、NATOっていうかフランスやドイツもっとがんばれと。
そういう経緯から、サルコジが調停案を示したということでしょうか。
ロシアとグルジアも同意したようで、とりあえず治まるのかな。