National ラムダッシュES8237とPhilips HQ9170CC

電気シェーバーは、3年ほどPhilips HQ8870を使っていたのだけど、いいかげん切れ味が悪くなってきた。刃を替えればいいんだけど、洗浄器付きシェーバーが欲しかったので、買い換えることにする。


買ったのは、National ラムダッシュES8237。鋭角の刃がなんちゃらとかいう。
使ってみた感じ、Philips HQ8870との比較になるのだが、

  • 肌がヒリヒリする。
  • ヒリヒリしないように軽く当てて剃ると、満足に剃れない。
  • 満足に剃れないので、同じ所を何回も剃ってると、熱くなる。
  • うるさい。

Philipsは内刃が回転運動するのに対して、ラムダッシュは一般的な往復運動。
往復運動の方が振動は大きくなるわけで、空気の振動である音がうるさくなるのは、物理学的に当然といえる。
けど、こんなにうるさいとはね。往復運動のシェーバーって、みんなこうなのか?
あと、内刃と外刃の間隔を維持するのも、回転運動より往復運動の方が難しいだろう。
シェーバーの刃が往復運動するってのは、設計として間違ってるんじゃないだろうか。


さいわい、今は「TRY!ラムダッシュキャンペーン」というのをやっている。
「品質・剃り味にご満足いただけない場合、ご購入2週間以内に限り、購入代金を全額返金させていただきます」という。
そんなわけで、返品。




Philips HQ9170CC
Philips シェーバー HQ9170CC

次に買ったのが、Philips HQ9170CC。三重の同心円が3つ並んでて、HQ8870より3倍剃れそうである。


ええ、分かってます。内側の2つの円は、円周が短いので、3倍も剃れないってことは。Philipsによると、面積は50%アップだそうで。
こちらを使ってみた感じ。

  • 肌にあたる面積が広いので、肌にまっすぐ当てやすい。一般的なシェーバーは斜めになりがち。
  • 肌に優しい。
  • 静か。そりゃもう圧倒的に。

そんなわけで、シェーバーの性能としては満足。
不満といえば充電洗浄器の使い勝手。こちらは、ラムダッシュの方が良くできてた。


ラムダッシュPhilips
乾燥機能有り無し
洗浄剤カートリッジ液体
洗浄剤交換時期お知らせ機能有り無し
洗浄剤交換周期30日2週間

Philipsのマニュアルによると、自然乾燥は18時間くらいが目安だそうだが、気温湿度などでもっと長くなることもあるという。たしかに、翌日使ってみると、ちょっとしっとりしてることもある。
なんというか、こういう細かい所は、やっぱり日本製のがいいなと思う次第。
シェーバーとして満足できないなら、意味無いんだけど。


ところで、3年使ってきたPhilips HQ8870は、刃をきれいに掃除してやったら剃り味が復活した。マニュアル見てみると、交換は5年が目安らしいので、まだ使えたわけだな。
また無駄遣いしてしまった。